読書感想文、好きですか?
私は子どもの頃、苦手な夏休みの宿題No.1が読書感想文でした。
昨年の夏休み、まだ作文の書き方も習っていない小1の娘から
「読書感想文」があることを知らされて衝撃を受けました。
どこまでサポートしたらいいんだろう。
しかし、学校やWEBサイトのワークシートを使うことで
子どもだけで「ネタ」がそれなりに作れることがわかりました。
子どもが本を読んで感じた「ネタ」を整理しただけでも作文は作れます。
でも、それだけではもったいない!
その「ネタ」に関して親子で会話することで
本を深く理解することや、実生活に取り入れたい学びを得ることができます。
その時の親子の会話に、
『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?』という本に書かれていた
「マジックワード」が活用できることに気がつきました。
本の世界にダイブする経験ができるのは、たっぷり時間がある夏休みがベスト!
ぜひ読書感想文をきっかけに、本の世界を楽しんでください。
現在、Amazonプライム会員だとKindle版は無料(Prime Readingの対象)です。
書籍の紹介
「できる子は、勉強時間以外にも学んでいる」では、どうすればそうなるのか?
その方法の1つとして、親が簡単に問いかけができる言葉を「10のマジックワード」として紹介しています。
この本で面白かったのが、
考える力を鍛えないまま勉強をするのは、
OSをアップデートしないでアプリを入れているようなものだという言葉です。
アプリを使えるようにする(授業を理解し身につける)ためには
OSをアップデートする(考える力を手に入れる)必要がある
そして、「頭脳のOSをバージョンアップするマジックワード」が紹介されていました。
具体的な10のマジックワードは書籍の紹介ページに載っています。
→マジックワードを確認する正直、この紹介ページだけでも見返して復習できるほど
詳しく書かれています。
ただ、普段の生活でこのような問いかけをたくさんすると、質問される子どもはうんざりしますよね。
(著者も適度に利用するようにと書いていました。)
読書感想文で「マジックワード」を使って会話するメリット
読書感想文はそもそも物事を掘り下げて考える作業が大切です。
なので、読書感想文が「マジックワード」をたくさん使って親子で会話するいい機会になるのです。
そして、この方法はメリットがあると感じました。
- 読書感想文に対する苦手意識を減らせる
- 子ども1人で読書感想文に取り組むと孤独だが、親と会話することで孤独にならない。
- 親子で掘り下げの作業を行うので子どもの負荷を分散させられる。
- 日常生活への活用
- 親に自分の考えを伝えるために思考を整理する力が鍛えられる。
- 親子で日常生活で「マジックワード」を使うための練習になる。
「マジックワード」をより身近にするために
書籍の方法で「マジックワード」を使えるようになるには、親からの働きかけが重要でした。
でも日常生活で働きかけるのはなかなか大変ですよね。
また、学年が上がったら親のサポートなしで読書感想文を書けるようになってほしいです。
そこで、子ども自身で「マジックワード」を身につけるための方法として
NHK Eテレの番組『Q~こどものための哲学』をお勧めします。
NHK for schoolでは過去の放送内容が配信されています。
特に、『Qワードおぼえうた』では、先ほど紹介した「マジックワード」と同じような
思考を掘り下げる言葉を楽しく覚えることができます。
Qワードカード&ワークシートのダウンロードもできます。
放送内容と同じ内容の絵本も続々と登場しています。
子どもをみていると、同じ内容でも動画より絵本の方が
受け身にならず自分で考えることができているようです。
動画で内容を理解してから絵本を読んで考える、という順番が
丁度よかったのでは?と感じています。
読書感想文は普通の読書とは違い、本を深掘りすることができます。
是非、親子で楽しんで取り組んでみてください。
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