「水筒にはお茶を入れるもの」
そんな固定概念で数年間、毎日やかんで麦茶を沸かし続けました。
特に真夏は麦茶を作る作業で
部屋自体が暑くなるし、冷めるのに時間がかかります。
何とか効率化したいと考え
- やかんで沸かす
- 水出し
- 少量のお湯で麦茶パックを蒸らし水で薄める
という過程を経て、結局お茶ではなく水を入れるようになりました。
それぞれの過程で工夫してきたことや感じたことを書きます。
やかんで沸かす
麦茶ポット使用時期
やかんに水と麦茶パックを入れて3分間沸騰させ、
10分たったら麦茶ポットに移していました。
冬は自然に冷めるまで待ち、冷蔵庫に入れていました。
夏はなかなかやかんが冷めないので、少しでも早く冷めるように
水を張った桶に麦茶ポットをつけていました。
この方法では完全に加熱するので、できた直後は衛生的に一番安心ですが
- 麦茶ポットは通常の食器洗いなので完全に殺菌できていない
- 常温になるまでの時間と冷蔵庫に入れている時間がある
ので、結局冷たいお茶を飲む時にはどの程度菌が繁殖しているのか気になりました。
やかんのまま冷ました時期
やかん自体も加熱されるので、麦茶ポットに移さなくてもいいのでは?と考え
常温まで冷めたらやかんのまま冷蔵庫に入れるようになりました。
麦茶ポットを洗う手間がなくなったのですが、
麦茶がなくなっても、すぐに新しい麦茶を出せないというデメリットもありました。
また、麦茶パックを取り出すのが面倒でした。
水出し
夏場は特に沸騰させる作業が辛いので
麦茶ポットに麦茶パックと水を入れるようにしました。
冷蔵庫に入れっぱなしなので熱さからは解放されましたが、
沸かしていた時と比べて水の量を半分にしても味が薄い気がしました。
冷蔵庫の中とはいえ沸騰していない水を長時間置いているので衛生面も心配でした。
水出しはお茶が時間がかかるので、麦茶ポットを常に2つ使う必要があり管理も面倒でした。
少量のお湯で麦茶パックを蒸らし水で薄める
沸かす場合に比べて
- 少量の水を加熱するので、沸騰までの時間が短い
- お茶を冷ます時間も圧倒的に短い
というメリットがあります。
水出しと比べても
- 麦茶の味が濃い
- お茶ができるまでの時間が短い
とベストな方法だと感じました。
しかし、水出しの時に感じた衛生面での不安は変わりませんでした。
そもそも、お茶じゃなくてもいいのでは?
子どもたちがたくさんお茶を飲むようになって
お茶を作るのが追いつかなくなりました。
そして、お茶が足りない時に水を飲むことが増えてきました。
あれ?
水出しの麦茶の場合も加熱しないし衛生面は変わらないのでは?
そして、飲み物を水だけに変えたところ
- 水筒が汚れにくい
- こぼしてもシミにならない
- やかんや麦茶ポットを使わないので洗う手間がない
- 麦茶パックの購入、管理の手間がない
- 麦茶パックの保管場所が必要ない
と良いことだらけでした。
小学校の娘は水筒の水がなくなると学校の水道水を水筒に入れています。
水道水を飲むことに抵抗がある場合はブリタのボトル型浄水器がおすすめです。
麦茶を作らなくなったことで
余裕がある日には麦茶以外のお茶を楽しむようになりました。
子どもにもルイボスティーやデカフェの紅茶、水出しの緑茶など
色々な味を体験させています。
コメント