読者様からお悩み相談を受けました。
ご了承頂いたので内容を共有します。
小学校低学年と、0歳の2人を育てています。
子どもの年齢が離れていて、生活リズムがうまく整いません。
また下の子に手がかかるので、上の子に寂しい思いをさせていないか気になっています。
こちらの記事を読んでいただいたことがきっかけでご連絡いただきました。
ご相談
家族構成
お子様:2人(0歳、小学校低学年)
ご本人:育休中
ご主人:仕事の日は子どもが寝てからの帰宅
現在抱えている問題点
- 上の子が帰宅後、すぐに宿題に取り組ませているが
集中力が続かず終わるまでに何時間もかかることがある。 - 上の子の習い事がある日に生活リズムが乱れる。
- 習い事
週3回 学童保育(学校の宿題をしてくれる)
週1回 ピアノ
チャレンジタッチ(家庭で)
ピアノは先生が辞められるので、代わりにそろばん教室に通うことを検討中。
- 習い事
- 上の子の生活に合わせて子ども二人と入浴している。
→下の子の就寝時間が遅くなる。 - 下の子のお世話に時間を取られる。
→上の子と向き合う余裕がない。スキンシップを忘れる。 - 上の子に自立してもらいたいが、つい口が出てしまう。
分析
- 宿題時間について
上の子は体が弱く、運動会など大きな行事の後に体調を崩すそうです。
学校の授業や登下校でも疲れが溜まっているようなので、
宿題に取り組む前に充電時間を設ける方が良さそうでした。 - 習い事の整理
習い事が多いことが気になりましたが、メリットの方が大きいようでした。
習い事は減らさず、他の方法で生活リズムを改善することにしました。- 学童保育
メリットは宿題を終わらせて帰ってくること。
家では宿題に時間がかかり親子ともにストレスになるので、帰宅が遅くなっても続けたい。 - チャレンジタッチ
学校の宿題には時間がかかるが、チャレンジタッチは宿題が早く終わった日に本人が楽しんでいるので続けたい。 - そろばん教室
送迎の負担や時間の融通の面から始めるならオンラインのほうが良さそう。
- 学童保育
よみかきそろばんくらぶ
かじつそろばん教室【おおぞらパス】
「いしど式」そろばん
ご提案
生活リズムに関して
- 入浴時間は同じ時間に固定せず、上の子が帰宅後すぐに入ることをお勧めしました。
- ご主人の帰宅が遅いのでお風呂はなるべく寝る前に入っていたそうです。
- 生活リズムの改善(問題点2)のためにも
平日は①シャワーで済ませるか、②(入浴する場合は)追い焚きのガス代を必要経費と割り切ってもらいました。 - 帰宅後にすぐ入浴することは他の問題点の対策にもなります。
- (問題点1)上の子が宿題を始めるまでの充電時間を確保
- (問題点3)下の子の就寝時間までにゆとりができる
- (問題点4)下の子を早く寝かせて上の子と2人きりの時間を過ごせる
- 入浴後に、
(帰宅が早い日は)上の子の宿題を見守りつつ夕食の準備をする。
(帰宅が遅い日は)上の子に夕食を食べさせつつ下の子を寝かせる準備をする。
と生活のパターンを決めました。
生活をパターン化すると、次にやることを考えずに行動できます。
習慣になればラクなので、挑戦してもらうことにしました。
上の子の自立に関して
- 上の子自立(問題点5)の第一歩として、まずは一人で小学校に着ていく服を選ぶことにしました。
普段は自由に選ばせると上下どちらも柄モノになってしまうのでつい口出しをしてしまい「自分で選ばせる」ことができないそうです。 - 子どもが自分だけで服を選べるように、服選びの基準を見える化することを提案しました。
子どもに服選びのルールを説明して、ルールをクローゼットに貼るようにお願いしました。 - (問題点4のスキンシップ)とあわせて、「お休みのハグ」までを毎日の習慣にすることを目標にしました。
★上の子の寝る前習慣
1.ルールを確認しながら一人で翌日着る服の準備する
2.準備ができたら、ルール通りに選べたか親と一緒に確認する
3.確認できたら、お休みのハグをして寝る
コメント