国語の教科書小1(上)、(下)のまとめに引き続き、小2の教科書をまとめました。
各社の教科書に掲載されている絵本
発行されている4社すべての教科書を確認しました。
紹介されている絵本の数が膨大なので
具体的な絵本は発行者別にまとめました。
2年上
- 教育出版
- 学校図書
- 東京書籍
- 光村図書
2年下
- 教育出版
- 学校図書
- 東京書籍
- 光村図書
4つの教科書を確認して感じたこと
「国語が全ての教科の基礎」ということを実感
小学校1年生、2年生の時間割でも、国語は毎日(多い日は2時間)あります。
それだけ大切な教科だとは感じていましたが
今回たくさんの教科書を読んで分かったのは、
- 2年(上)では理科の基礎となる科学的な説明文
- 2年(下)では図工の基礎となる工作の手順
など、他の教科に通じる文章が載っていることです。
個人的に国語の授業は、物語が印象に残っていて
「登場人物の気持ちを理解する」というイメージが強かったので
国語の授業の目的の大きさに驚きました。
実生活にも通じる学びがある
これは「国語」というより「読書」のメリットですが、
実生活に通じる学びを得ることができます。
小2の国語の教科書では「きつねのおきゃくさま」と「にゃーご」が
本文に載っていたり、おすすめの本として紹介されていました。
2つの本は内容が似ているところがあります。
「きつねのおきゃくさま」では、主人公のきつねがひよこを 「にゃーご」では、主人公のねこがねずみを食べようと近づいた。 しかし、ひよこやねずみは主人公のことを「いい人」と勘違いして対応した。 すると、主人公は本当に相手の期待通りの「いい人」として振る舞った。
これらの本を読んで思い出したのが、Honamiさんの本に書かれていた内容です。
イベントを行う際に、ある人物から承諾を取りつける必要があった。 周囲の人は「あの人は気難しいから絶対に無理だ」と言っていた。 しかし、先入観をもたず(あの人はきっと協力してくれる)という思いで接したところ、 承諾を取りつけることができて周囲を驚かせた。
大人でも先入観にとらわれることがあり、なかなか実践できないことを
お話を通して感じることができる点に魅力を感じました。
すぐに実践することは難しくても、お話を読んで感じたことが心に残っていると
成長してから役に立つことがあるかもしれません。
そのような可能性の種を蒔いておくことができるのが
読書の役割のひとつだと感じました。
HonamiさんはYouTuberとして活躍されています。
こちらの本がKindle Unlimited読み放題の対象だったので知りました。
「最小限の力で最大限の力を発揮する」というテーマが魅力で
最近、YouTubeを視聴しています。
紹介されている本でも、現在販売されていないものもある
もともと、教科書で紹介されている本をまとめたのは
子どもの読書のために年齢に合った良書を探したいという目的からでした。
教科書で紹介されているほどの本なので、有識者が認めた良書なのは間違いありません。
また、教科書がきっかけでその本を手に取る人もいると思います。
Amazonでも、教科書の同じページで紹介されていた本が
関連本として出てくる頻度が高かったです。
しかし、紹介されている本の中には現在販売されていない本もありました。
図書館では現在販売されていない本でも借りることができるので、
本を無料で読むことができること以上の図書館の重要性を感じました。
また、良書であっても淘汰されてしまう厳しい現実を知り
何十年も販売しているロングセラー絵本のすごさに改めて気づかされました。
コメント