アフィリエイト広告を利用しています。

「おてがみ」読書感想② 「おへんじ」

子どもの本

「おてがみ」は小学校の国語の教科書を出版している4社の全てに載っています。

前回の記事では、お話の中で「がまくんがおてがみをもらえない」問題を
解決する方法を考えました。

今回は、お話の最後でかえるくんからお手紙をもらったがまくんが
かえるくんにお返事を書いたのか?について考えていきたいと思います。

がまくんはかえるくんにお返事をかいたの?

お話のあと、がまくんがかえるくんにお返事を書いたのかという会話をしました。

7歳娘
7歳娘

書いたと思う。

だって、私なら書くよ。

きんかん
きんかん

うーん、でもそれって
「がまくんが」書くかどうかという判断ではないんだよね。

登場人物(相手)の立場に立って考えるには
まだまだ経験が必要そうです。

がまくんってどんな子(カエル)?

がまくんがお返事を書いたかどうかに答えるには
がまくんがどんな子(カエル)かを理解する必要があります。

しかし、「おてがみ」のお話で描かれている
がまくんの人物像だけでは明確な答えは分かりませんでした。

ところで、「おてがみ」は「ふたりはともだち」という本に収録されてます。

この絵本は、がまくんとかえるくんシリーズの最初の絵本で、

  • はるがきた
  • おはなし
  • なくしたボタン
  • すいえい
  • おてがみ

の5話が収録されてます。

この絵本の「おてがみ」以外の話を読み、がまくんがどんな子かを理解して
がまくんがかえるくんにお返事を書いたに違いないという結論に至りました。

決め手となったのは、「なくしたボタン」というお話でのがまくんの行動です。

上着のボタンをなくした がまくんと一緒に
かえるくんが ボタン探しをしてくれます。

ところが、かえるくんが見つけてくれたボタンは
どれもこれも がまくんの上着のボタンではありません。

次第に不機嫌になり 家に帰ったがまくん。

すると、家の中に上着のボタンが落ちていました。

がまくんは、かえるくんが見つけてくれた
いろんな色や形のボタンを 上着に縫い付けます。

がまくんは その上着をかえるくんにあげました。

なくしたボタン 要約

そう、「なくしたボタン」の話では、最後に
がまくんはかえるくんに自分の上着をあげるのです。

長くなりましたが、がまくんのこの行動から
「がまくんはお返事を書いた」と結論づけました。

きんかん

ちなみに、この時がまくんからもらった上着は
「おてがみ」の話でかえるくんが着ている上着です。

絵からも二人の友情が伝わってきますね。

お話の前後を楽しむ

単体のお話からは見えてこない人物像や
別のお話とのつながりを発見することはシリーズ物ならではの楽しみ方ですね。

ちなみに、「すいえい」では優しいだけではない
かえるくんの意外な(?)一面もみることができます。

がまくんとかえるくんのお話は「ふたりはともだち」以外にも
出版されているので、一緒に楽しんでみてください。

また、今回記事にまとめながら

  • がまくんが返事を書いたのなら、どんな内容だったのかな?と問いかけてみる。
  • 「おはなし」や「おてがみ」を参考に、「おへんじ」というお話を創作してみる。

などの楽しみ方もできそうだな、と感じました。

絵本作りについてはコチラ↓

お役にたてれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

子どもの本
スポンサーリンク
応援クリックお願いします
kinkanをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました