夏休みに入り、図書館の本を借りる頻度が高くなりました。
近くの図書館に置いてある絵本以外にも、別の地区の絵本を予約したいのですが
年齢に合った本を探すのが大変・・・
そこで、小学校の教科書におすすめとして載っている(=年齢に合った良本)をまとめました。
各社の教科書に掲載されている絵本
発行されている4社すべての教科書を確認しました。
紹介されている絵本の数が膨大なので
具体的な絵本は発行者別にまとめました。
- ひろがることば しょうがくこくご 一上
教育出版
- みんなとまなぶ しょうがっこう こくご 一ねん上
学校図書
- あたらしい こくご 一上
東京書籍
- こくご 一上 かざぐるま
光村図書
4つの教科書を確認して分かったこと
おおきな かぶ は4社全てで掲載
「おおきな かぶ」は4社全て、1年生の最初の教科書に載っていました。
個人的には、このような役割を果たすのが日本のお話ではないことが
ちょっぴり残念な気もしました。

YouTubeで驚異的な再生回数を誇る「Baby shark」も
家族、繰り返しという同じような内容ですね。
光村図書は西郷竹彦さんの訳、
他の教科書は内田莉莎子さんの訳です。
西郷竹彦さん訳の市販の本はありませんでした。

訳者による表現の違いについては
こちらのサイトで詳しく紹介されていました。

先のサイトでも言及されていますが、
2つの文章を比べることで、より深い学びに繋がると感じました。
私も、この2つの訳の違いについて興味を持ったので考察してみました。
特に国語の授業としては接続詞を整理したり、
自分ならどんな接続詞をどんな順番で使うか考えるのも面白そうです。
元々、教育の現場に携わってこられた方のようで
他の記事にも家庭でも学びにつながる内容が沢山あります。
同じサイトの「おおきなかぶ」の記事で特に面白かったのがこちら


家庭でもこのような会話ができたら素敵ですね。
福音館書店 のすごさ
教科書に「おすすめの本」として載っている本の
半分以上が福音館書店の本でした。
福音館書店の公式サイトにも国語教科書に出てくる本が教科書別・学年別に載っているので
こちらのサイトでもかなりの内容が把握できます。

福音館書店は私も子どもの頃に定期購読をしてもらっていて
懐かしい絵本が多いです。
今回4社の教科書を確認して、一般的にも
この年齢の子どもにとって福音館書店の影響が大きいことを実感しました。
福音館書店の魅力についてまとめました。
各社の教科書の違いについて
作者の名前の記載が「目次」か「お話の前後」か
作者の名前は基本的に
「学校図書」と「光村図書」は目次に
「教育出版」と「東京書籍」はお話の前後に
書いてありました。
娘が学校で使っている教科書は「東京書籍」です。
音読の時に作者名や画家名も読むので
読んだことのある本の作者だと分かって喜んだり、
教科書がきっかけで同じ作者の別の本を読むことがありました。
そのため、作者の名前はお話の前後に書いてある方がいいと感じました。
小1(下)の教科書では4社すべてで
目次とタイトルの後に作者名が記載されていました。
ウェブサイトの活用
1年(上)の教科書には
- 教育出版
- 学校図書
- 光村図書
の3社で、ウェブサイトで学習に役立つ情報が紹介されています。
教育出版は巻末に「まなびリンク」のサイトが載っていて
対応する教科書の中には「まなびリンク」マークがあります。
学校図書と光村図書は対応する教科書の中に直接QRコードが載っています。
教育出版は、おすすめの本の説明が載っている
4社とも、教科書に載っているお話にあわせたおすすめの本を紹介していますが、
教育出版はそれとは別に1年生におすすめの本をまとめたページ(巻末ふろく「1ねんせいで よみたい ほん ①」)があります。
教科書に載っているお話にあわせたおすすめの本では4社とも本の表紙しか載っていませんが、
教育出版の1年生におすすめの本をまとめたページには、本の作者や説明が載っていました。
光村図書は、おすすめの本の選出がユニーク
光村図書は国語の教科書で全国シェアのトップです。
先ほど、「おおきな かぶ」の訳者が他の教科書と違うという点を書きましたが
本の選出に関しても、他の教科書とは違った特徴があると感じました。
特徴①
他の教科書と違って、日本の昔話に関する絵本は紹介されていませんでした。
教科書に「おむすび ころりん」のお話が載っているので、
その内容を学習する時に日本の昔話についてふれる機会はありそうです。
特徴②
最初のおすすめの本として
- 一ねんせいになったら
- 1ねん1くみの1にち
と、まさに「小学1年生のための」絵本が載っています。
また、同じページには入学式にふさわしい「さくら」の絵本も紹介されていました。

入学してすぐに、先生から入学式や桜の話をされることは想像しやすいですね。
教科書からも(入学おめでとう)の気持ちが伝わってくるようです。
また、教科書の後半にも「いちねんせいのうた」や
そのおすすめの本として「ちきゅうはメリーゴーラウンド」(作品中に「一ねんせいに なったら」)を紹介するなど、「小学校一年生」を特別なものとして捉えているように感じました。
特徴③
あいうえおで あそぼうのおすすめの本として
- あいうえおおかみ
- あいうえおばけだぞ
- ひらがなだいぼうけん
が載っています。
他の教科書では物語絵本や科学絵本が多く、
「ことばそのもの」に関する本が載っているのは光村図書だけでした。

以上、小1(上)国語の教科書のまとめでした。
教科書や紹介されている本は
図書館でも借りることができます。
読書や音読にご活用いただければ幸いです。
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