国語力を伸ばすために「ふくしま式」問題集に取り組んでいます。
取り組み始めて一番驚いたのは、遊びの時間にまで「ふくしま式」を使いだしたこと。
ふくしま式は「パズルみたいで楽しい」らしく
「型」に合う内容を考えて自分たちで問題を作る遊びをしています。
実際に遊んでいる内容を整理しました。
ふくしま式問題集を安く購入したい方はこちらの記事もご確認ください。
具体化・抽象化の連想ゲーム
「言いかえる力」でお題を具体化・抽象化します。
「絵本」というお題に対して
抽象:「本」具体:「ももたろう」「おおきなかぶ」が出てきたら
そこから展開して
「本」>「子どもの本」>「絵本」「図鑑」「教科書」
「絵本」>「昔話の絵本」>「ももたろう」「おおきなかぶ」
「くらべる力」も使って
「昔話の絵本」>「日本の昔話の絵本」>「ももたろう」「かさじぞう」
「昔話の絵本」>「海外の昔話の絵本」>「おおきなかぶ」「赤ずきん」
「じゃあ次は昔話じゃない絵本は?」…と続きます。
具体化・抽象化ゲームの影響で、図鑑の目次にも注目するようになりました。
図鑑の目次(=抽象)、各ページの内容(=具体)になっていることを発見して
これまでとは違った視点で図鑑をみています。
- 「この本はどうやってまとめているのか」という疑問から生物分類に触れる
- 危険生物の図鑑(↓)は「生物分類ではなく、危険の種類で分類している」ことを理解
反対語クイズ
「くらべる力」で大切なのが反対語です。
忍者の合言葉(山と言えば川)のように
(「合言葉を言え。上」→「下」)と反対語を答えます。
出題のチャンスはたくさんあります。
ドアを通る時にとおせんぼをして→「通りたいなら合言葉を言え!」
手が空いている時に子どもをギューっと抱っこして→「離してほしいなら合言葉を言え!」
3問正解したらミッションクリアです。
最初に「合言葉を言え」をつけることで一気に勉強っぽさがなくなります。
ここで活躍するのが「語彙力」の問題集。
反対語に焦点をあてて作られているので、子どもでも問題集を見ながら出題できます。
レベル別に反対語が載っているので、
下の子にはレベル1から、上の子にはレベル4から出題するなど
兄弟でルールを作っています。
他にも、学習プリント.com(無料プリントサイト)の反対の漢字の練習問題も役立ちます。
類題づくり
特に「ベーシック」はシンプルな問題が多く内容をアレンジしやすいです。
「ベーシック」は読み聞かせの時間にも「読んで!」とリクエストしてくるほど気に入っています。
子どもにとってはクイズを楽しむ感覚のようです。
図鑑を使った類題づくりがおすすめです。
図鑑の特徴は
- たくさんの具体的な物がある観点で整理されている
- イラストや写真が多い
こと。
ベーシックで学んだ「型」に図鑑の内容をあてはめていきます。
ベーシックでは花を季節で分けたり、樹木か草花かで分けています。
図鑑では他の分け方にも挑戦しました。
- 花の図鑑
- 色
- 動物の図鑑
- 数え方
- 食べる物
- 住んでいる場所
いろいろな性質で抽象化することで、
1方向への抽象化では気がつきにくい”捨象”にも意識が向きやすいようです。
授業ごっこ
小3娘が先生役、小1息子が生徒役になって授業ごっこをしていた時は
こくごの図鑑で「ふくしま式」を使っていました。
”なまえでなかまをあつめよう”のページ(↓)では
「ああ、具体と抽象ね。」と言いながら授業を進めていました。
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