小学校では毎日音読の宿題が出ます。
我が子が通っている小学校の場合
数日間同じ内容を、しかも文章の長さによって1日1〜3回読むようになっています。
音読のメリットは理解しています。
でも、子どもって「繰り返し読む」ことを嫌がりますよね。
そこで子どもが楽しめるように工夫するようになりました。
読み方の確認
本文を読む前に
小学校から用意されている「音読カード」を読みます。
音読カードには「正しい姿勢で」「大きくはっきり」「間違えないで」など
音読の評価基準が書かれています。
最初に正しい読み方を意識させることで
音読の効果を高める狙いがあります。
ただし(飽きるので)毎回は読ませていません。
前日の音読で評価が良くないところがあった時に読んでもらいます。
例えば前日は姿勢が良くなかった場合、
「今日は姿勢を意識して読もうね」と言ってから音読を始めます。
宿題の音読
音読をする教科書には「ふり漢字」をつけています。
親は大変ですが、子どもの負担を増やすことなく取り組めるのでおすすめです。
宿題以外の音読
1日の宿題で、音読の回数が複数回の場合
繰り返し読むのは嫌がりますよね。
そこで、1回目でしっかり読めたら(評価がパーフェクト)
2回目は他の教材の音読でもいいルールにしています。
勝手に宿題の内容を変えることに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。
これは我が家の考え方(↓)によるものです。
宿題は「手段」であって「目的」ではない
✖︎宿題が目的→「手段」指示されたことを終わらせること
⇨宿題が学びではなく「こなす」だけの作業になる
⚪︎宿題は「手段」→「目的」(今できないことをできるようになるため)など…
⇨なぜ宿題をするのかを考えることで目的意識を持って取り組んでほしい
音読する教材は何でもいいのですが、いまのお気に入りは
小3娘 →「ふくしま式」問題集
小1息子→学校で配布された漢字ドリルの音読
ふくしま式
「ふくしま式」シリーズの問題集は10冊購入しました。
娘はこちらの4冊を中心に取り組んでいます。
漢字ドリル
漢字ドリルの音読は土居先生の本を見て取り入れました。
土居先生は現役の小学校教員です。
娘の学校で使っている国語の教科書(東京書籍)の教科書編集委員もされています。
漢字以外にも子どもが国語を「楽しみながら」学べる仕組みをたくさん紹介されています。
漢字指導の本には福嶋先生の本から引用されている内容もありました。
学校向けの方法が中心ですが、家庭でも取り入れられる内容もあります。
土居先生は、最近家庭学習用の本も出版されました。
こちらはまだ読めていませんが期待大です。
学校から配布されたプリント
保健だよりや給食だよりなど、子ども向けに配られたプリントを音読します。
全学年対象のプリントは漢字+ふりがな表記で書かれていることが多いので、
「読み先習」にもなります。
また、身近な話題が多く、季節にあった知識も得られます。
特に、給食だよりはおすすめです。
行事食の説明や旬の食べ物が載っていて
近いうちに給食で実際に食べるものも多いです。
実際に食べることで、知識ではなく五感を通した経験に繋がります。
その他
市販の本や、国語以外の教科書も音読の教材として活用できます。
小3になった娘は理科と社会の授業が始まりました。
苦手な単元があれば、教科書の音読を薦めようと思っています。
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